アスベスト対策への取り組み
アスベストとは
アスベスト(石綿)とは、蛇紋石や角閃石が繊維状に変形した天然鉱石であり、厚生労働省の通達において「繊維状を呈しているアクチノライト、アモサイト、アンソフィライト、クリソタイル、クロシドライト及びトレモライト」と定義されています。アスベストは、耐久性、耐熱性、断熱・防音性などの特性に非常に優れており、かつ安価であることから、日本では1960年代から1990年代にかけて大量に輸入され、自動車その他産業機械のブレーキや建材分野など多くの工業用途に利用されてきました。
昨今においては2005年7月1日に「石綿障害予防規則」が施行されるなどアスベストに関する社会的関心が高まっております。
当社の取り組みについて
パーキングシステム事業部においては、「アスベスト対策プロジェクト」を設置して、アスベスト関連法規や行政の指導等に加え、関連業種の情報を周知して、従業員の知識向上やアスベストに関する作業資格取得に努めております。また、当社がお納めした駐車設備のお客様からのご相談も数多くいただいており、アスベストの含有調査や飛散防止対策等にすばやく対応できるように社内体制を整備しております。
アスベスト分析調査について
アスベスト含有の有無に関しては、駐車設備の納入年月により、ある程度の予測をすることが可能です。しかしながら、当社は、より安心して駐車設備をご利用いただくためにはアスベスト含有の有無に関する調査を行うことをお勧めしております。
また吹付け材に含有されているアスベストに関しては、大気中浮遊濃度を定期的に測定・管理する必要があり、当社は、お客様が安心してご利用いただくために、分析調査の実施をお勧めしております。
これらの分析調査については、ご用命をいただければ第三者調査機関のご紹介や必要な調査の手配等のお手伝いをさせていただきます。
アスベスト飛散防止対策について
駐車設備におけるアスベスト飛散防止対策については、当社に御下命をいただければ事前調査(アスベスト含有分析を含む)を実施して、現地の条件やお客様のご都合を調整させていただき施工計画をご提案させていただきます。
お問い合わせ先
地域により、担当営業所が異なります。担当営業所へお問い合わせください。