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【製品の歴史】産機システム事業「ごみ中継施設」

今回は産機システム事業部の主力製品の一つである、「ごみ中継施設」の歴史をご紹介します。

  • 「ごみ中継施設」とは?
    一般家庭や商業施設から、塵芥車(ごみ収集車)で回収した廃棄物を一か所に集めて、それを圧縮しながら大型コンテナ等に積み替える処理を行う施設で、ここで大幅に圧縮された廃棄物は、大型車両で最終処分場等に運ばれます。「ごみ中継施設」の存在は、塵芥車の効率運用を実現し、CO2の排出量抑制やドライバー不足をカバーするなどの付加価値も生んでいます。


<はじまり>
まず、フランスの企業との技術提携により、ごみ圧縮機能装置「コンパクタ」を開発。これに塵芥車や脱着車などを組み合わせ、現在のごみ中継施設の原点となる「ごみ収集輸送システム」が誕生しました。その後、「ごみ中継輸送システム(中継基地方式)」など4パターンをラインアップして受注活動を開始。1970年代の終わりには、京都府にごみ中継施設第一号を納入しました。

納入第一号となったごみ中継施設(1979年施工)
納入第一号となったごみ中継施設(1979年施工)

【1970年代】
まず、フランスの企業との技術提携により、ごみ圧縮機能装置「コンパクタ」を開発。これに塵芥車や脱着車などを組み合わせ、現在のごみ中継施設の原点となる「ごみ収集輸送システム」が誕生しました。その後、「ごみ中継輸送システム(中継基地方式)」など4パターンをラインアップして受注活動を開始。1970年代の終わりには、京都府にごみ中継施設第一号を納入しました。

【1980年代~1990年代】
国内の納入実績伸長に伴い、海外市場にも着目。東南アジア地域に進出し、インドネシアやマレーシアに納めるなど、着実に実績を積みました。

【2000年代~現在】
国内では、人口減少や過疎化といった社会課題を背景に、廃棄物処理は処理場の統廃合に伴って広域化が進み、これに対応するごみ中継施設の需要が高まっています。
また、1990年代からは、一部のごみ中継施設の運営等を当社のグループ会社「新明和ウエステック株式会社」が担うなど、衛生的かつ効率的な廃棄物輸送にグループ一体となって取り組み、循環型社会の形成に貢献しています。

2015年に竣工した遠野中継センター(岩手県)2015年に竣工した遠野中継センター(岩手県)

“もっと知りたい”と思った方は、ぜひ当社の歴史映像をご覧ください!

今日も、社会のどこかで新明和の製品・サービスが社会インフラを支えています。