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ごあいさつ

『VISION WITH INSIGHT』 ― 先を見通す確かな展望が、持続的成長を促す

2020年に創業100周年を迎えた当社は、その間に航空機、特装車、産業機械から社会インフラへと事業領域を広げ、自ら範疇を限定することなく、お客様から寄せられたご要望や期待に、「製品」「サービス」という具体的な形をもってお応えしてきました。その結果、多種多様な事業を有して現在に至っています。

その、一つ一つの「製品」「サービス」の根底に流れる“誠実に仕事に臨む姿勢”が、100年企業の仲間入りができた源であると考えます。

この、記念すべき年を経て、私たちは新たな歩みを始めました。100年の歴史を作ってきた「モノづくりを支える技術力」「勤勉さ・真面目さ」などを、これからも大切に継承しつつ、より良い社会の実現に貢献できる「未来志向」の企業グループへと変化する緒に就きました。

これから先の社会や経営環境は、想像を超えるスピードで既成概念を覆すような変化が各所で起こる事が予想されます。こうした社会に身を置く我々も、持続的成長を志向し、相応の変化を遂げていく必要があります。その中で、当社グループが揺るぎない信念をもって経営活動を行っていくには、屋台骨となる「軸」の存在が不可欠です。この、「軸」の役目を担うのが、長期経営計画です。

2021年度からスタートした新中期経営計画は、そのファーストステップに当たります。ゴールとなる2030年に向かって、数段階のステップを経て、時に社会変化や計画の進捗状況にあわせて軌道修正を織り交ぜながら取り組んでいくことになりますが、「長期ビジョン」で謳う「グローバルな社会ニーズに応え、都市・輸送・環境インフラの高度化に貢献する価値共創カンパニーを目指します」は揺らぐことなく歩みを進めます。そして、折に触れて当社グループの真理である「経営理念」に立ち返り、私たちが進むべき道を明らかにしてまいります。

2030年は、奇しくも国連が提唱する「SDGs」のゴール年と重なります。企業に対する社会の期待や要求は年を経るごとに高まり、企業グループ単位においても、人や社会、地球環境に配慮した事業活動の促進、まさにESG経営の実践が必須となっています。幸い、当社グループは、社会インフラに関連する事業を多数有しており、これらを通じてSDGsに寄与できる点が大きな強みです。

今後、事業活動においては、2030年の社会を志向した新たなポートフォリオを明確に示し、その中で、SDGsへの貢献に繋がる施策とその目標を具体化する取組みを加速していきます。同時に、脱炭素社会実現に向けた役割と活動計画の提示や、過去に経験した各種リスクや今後想定されるリスクへの対処にも並行して取り組み、これらの進捗状況を適宜開示することで、社会的責任を果たしてまいります。

その中で、今回新たに制定したタグライン『VISION WITH INSIGHT』は、ステークホルダーの皆様に「広い視野と洞察で未来を展望し、社会やお客様が必要とする真のニーズに応え続ける」という当社グループの企業姿勢をお示しするとともに、2030年を志向した「長期ビジョン」を必ず実現する、という我々の強い意志も込めております。

『VISION WITH INSIGHT』を合言葉に、グローバル社会から常に必要とされる企業グループを志向してまいります。

取締役社長 五十川龍之