今回は流体事業部の主力製品である「水中ポンプ」の歴史をご紹介します。
<はじまり>
1953年、当社はオートバイ用のエンジンを転用し、エンジンと発動機をセットにしたポータブル発電機を開発しました。同じころ、「アメリカの自吸式エンジンポンプを共同で国産化しないか」という提案が国内メーカーから寄せられ、当社はエンジン部分担当として開発に参画、その後、需要の高まりを受け、自吸式ポンプの独自開発に着手しました。
【1950年代】自吸式ポンプ 第1号機の完成
「ポンプ」という新しい事業に挑戦し、半年間に及ぶ試行錯誤の結果、後に水中ポンプへと発展することになる記念すべきポンプ第1号機が、1954年5月に完成しました。その後も改良を重ね、翌年には「ポインター」の愛称を付けて量産を開始、1963年には自吸式ポンプ分野で業界トップシェアを獲得したことで、当社の新たな主力事業となりました。
【1960年代】自吸式ポンプから水中ポンプへの転換
この自吸式ポンプの評判を聞きつけた海外メーカーからの申し出により、1964年に同社の水中ポンプの販売と、これを国産化するための技術提携を結んで生産を開始しました。
1960年代後半には、自吸式ポンプから、さらなる需要が見込める土木や設備用水中ポンプへと注力分野の転換を図り、用途に合わせた豊富なラインアップを揃え、日本の高度成長期の旺盛な需要に応えました。
【1970年以降】水中ポンプから“流体”事業へ
1970年代後半には、水中ポンプのみならず、下水処理場で使用される多様な製品も取り揃えました。1992年には、将来「流体事業」へと領域を拡大することを見据え、流体製品のモノづくりを担う小野工場(兵庫県小野市)を設立、現在もここから皆さんの生活を地下で支えるさまざまな流体製品が誕生しています。
“もっと知りたい”と思った方は、ぜひ当社の歴史映像をご覧ください!
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