この写真、街中で見慣れた塵芥車(ごみ収集車)と、どこか違いますよね。よく見ると、車体の一部が透明(ポリカーボネート樹脂)になっています。
これは、子どもたちの環境学習に役立ててもらおうと、特別に制作した「環境学習用塵芥車」です。側面等の一部が透明になっており、回収したごみが、車の中で圧縮される様子を間近で確認できます。
当社が創業100周年を迎えたことの記念として、本社を置く宝塚市(兵庫県)に特別仕様の塵芥車を贈ることを決め、2020年2月、中川市長に目録をお渡ししました。
広島工場(東広島市)で製造していた車両が完成したことから、2020年7月20日、市役所横の末広中央公園で宝塚市主催による贈呈式が行われました。
当日は、梅雨の合間の晴天に恵まれ、ゲストとして招かれた宝塚市内の保育所の園児が模擬ごみを投入する場面もあり、園児の皆さんは塵芥車に興味津々で、「環境学習用塵芥車」の威力をさっそく発揮していました。
今後、この塵芥車は宝塚市クリーンセンターに常設され、市内の小学生の環境学習教材として役立てられます。
今日も、社会のどこかで新明和の製品・サービスが社会インフラを支えています。
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