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【製品の歴史】パーキングシステム事業「機械式駐車設備」

今回はパーキングシステム事業部の主力製品である「機械式駐車設備」の歴史をご紹介します。

<はじまり>
乗用車の普及に伴い、路上駐車が増加してきたことに着目し、都市における土地の有効活用を目的にタワー型の駐車設備を開発。1960年代から、垂直循環方式立体駐車設備「ロータリパーク」の納入が始まりました(上の写真は、1964年に納入した垂直循環方式立体駐車設備「ロータリパーク」)。

納入に向けて建設した試作機
初号機納入に向けて建設した、機械式駐車設備のテストタワー


<1970年代~1980年代>
1970年代、自家用車の普及とともに機械式駐車設備の需要も伸びましたが、1980年代に入るとバブル経済の影響で受注件数が急増します。また、このころは、安全性や操作性といった機能面に加え、デザインに関する要求にも応えるようになりました。こうした取り組みが認められて、当社は機械式駐車設備では初となるグッドデザイン賞を受賞しています。

<1990年代>
マンションブームが到来し、機械式駐車設備の稼働時に生じる音や振動を軽減する機種としてエレベータ方式の需要が増加。このころ誕生したのが「エレパーク®」です。開発当時は“業界最速”を強みとし、その後も改良を重ね、高い耐震性やバリアフリー対応など常に付加価値向上に取り組んでいます。この主力製品「エレパーク®」は、現在国内トップシェアを誇ります。

1990年に開発したエレベータ方式駐車設備「エレパーク」
1990年に開発したエレベータ方式駐車設備「エレパーク®」


<2000年代~現在>
全てのパレットが設備内を自由に移動し、車両の出入り口の数と位置も自由に決められる「ループパーク®」を開発。今まで設置が難しかった狭小地等への据え付けを可能とするなど、時代のニーズを反映した付加価値の高い機械式駐車設備の創出に終わりはありません。

2016年に開発した「ループパーク®」

2016年に開発した「ループパーク®」


“もっと知りたい”と思った方は、ぜひ当社の歴史映像をご覧ください!

今日も、社会のどこかで新明和の製品・サービスが社会インフラを支えています。