今回は特装車事業部の主力製品の一つである、「ダンプトラック」の歴史をご紹介します。
<はじまり>
終戦直後、アメリカ陸軍の車両整備を手掛けつつ、次の時代を見据えた準備を進める過程でダンプトラック(以下、ダンプ)に着目。1940年代の終わりには、自社でアメリカのダンプメーカーの部品を組み立て、第1号となるダンプが完成しました(上の写真です)。その後、自らシリンダー用ギアポンプを開発し、「高品質で壊れにくい」と評判のダンプトラックメーカーの地位を築きました。
【1950年代】初の海外輸出と製品ラインアップの拡充
新たに荷台が3方向に傾斜する「三転ダンプ」を生み出し、初の海外輸出を果たします。また、この頃、新たに関東にも工場を開設し、納期通りに高品質なダンプを生産したことで、知名度はさらに向上しました。1950年代後半には、小型ダンプの需要増に対応する拠点として、広島工場(広島県東広島市)を設立しました。
【1960年代】ダンプ専門工場を新設
輸送の合理化を背景に、トラック需要が増加し、ダンプの大型化も進む中、お客さまの要望に応えるべく、量産ダンプ専門工場として「寒川工場」(神奈川県高座郡)を、大型ダンプ対応拠点として業界最大規模となる「佐野工場」(栃木県佐野市)を、それぞれ新設しました。
【1970年代】天付きダンプ®誕生
フランスのトラックメーカーと技術援助契約を締結し、新型の「天付きダンプ®」が誕生。強度と安定性に優れていることから好評を博し、その後主力製品となる礎を築きました。
フランスのトラックメーカーと技術援助契約を締結し、新型の「天付きダンプ®」が誕生。強度と安定性に優れていることから好評を博し、その後主力製品となる礎を築きました。
【1980年代~現在】
特装車の国内トップメーカーとして多種多様な特装車をラインアップし、グループ一体となって製造からアフターサービスに至るまでの一貫体制を敷いたことで、市場から揺るぎない信頼を獲得しました。高シェア製品が多数ある中、常に国内ダントツNo.1を誇る「新明和のダンプ」は、当社を代表する製品です。
特装車の国内トップメーカーとして多種多様な特装車をラインアップし、グループ一体となって製造からアフターサービスに至るまでの一貫体制を敷いたことで、市場から揺るぎない信頼を獲得しました。高シェア製品が多数ある中、常に国内ダントツNo.1を誇る「新明和のダンプ」は、当社を代表する製品です。
海外では、1988年にタイに開設した機能部品工場が核となり、最近では、東南アジアを中心に部品の拡販に注力しており、品質面で高い評価を得ています。
“もっと知りたい”と思った方は、ぜひ当社の歴史映像をご覧ください!
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