塵芥車(ごみ収集車)の「じつは」
「はたらくくるま」で 世界の快適な暮らしを支える
イラストの「じつは」
新明和の塵芥車(じんかいしゃ)は、国内で圧倒的に高いシェアを誇る製品ですが、海外でも使われています。イラストは、ニュージーランド・北島の住宅街で、家庭ごみを収集する作業員の男性と、朝のランニングを日課とする女性が、さわやかにあいさつを交わしている様子です。
上の写真のように、街並みに溶け込んだ塵芥車が、街の美化に貢献している日常を漫画家の今日マチ子さんに描いていただきました。
「塵芥車」というと、無骨なイメージを持たれがちですが、当社は他社に先駆けてホッパー部分に、丸みを帯びたカバーを取り入れ、機能面にあわせてデザインも工夫しています。スタイリッシュな見た目を重視するニュージーランドでも、この親しみやすさを感じるデザインが人気を博しています。
国内の塵芥車の
2台に1台が新明和製
国内では、圧倒的ナンバー1のシェアを誇り、街中で多くの新明和製塵芥車が活躍しています。
業界トップメーカーとして、常に最新技術を取り入れた新型を開発。最近では、電気自動車(EV)に架装した塵芥車を販売したり(写真左)、(写真下)、水素燃料電池車(FCEV)に架装した塵芥車の実証実験に参画し、実用化に向けた取り組みに協力したりするなど、2050年のカーボンニュートラルを目指す国や自治体の取り組みを、技術力と製品を通じてサポートしています。
世界で活躍!
新明和の塵芥車
新明和では、これまで世界150カ国に特装車の納入実績があります。
塵芥車は、完成車を輸出する以外に、提携先の現地企業に架装用の塵芥車ボデーキット(当社が製造している上物部分)を販売するビジネスも展開しています。
イラストのモチーフとなった右の写真は、下の写真は、提携先であるニュージーランドの現地企業が、シャシ(トラック)へボデーキットを取り付け(架装し)た後、「反転装置」を追加した、現地仕様の塵芥車です。
日本ではあまり見かけることはありませんが、海外では、この「反転装置」仕様が多く採用されています。
ここニュージーランドでは、収集日に専用のごみ箱を家の前に移動しておくと、作業員がそれを塵芥車後部の「反転装置」にセットします。
操作ボタンを押すと自動でごみ箱が持ち上がり、反転して塵芥車の中にごみが投入される仕組みで、現地のごみの収集作業の省力化に貢献しています。
特装車にかける想いと
メッセージ
海外営業担当:伊藤さん
「じつは」、塵芥車を含め新明和の特装車のファンは、世界中にいます。
日本国内で役目を終えた特装車の中には、中古車として海外に輸出される車両もあり、中古車から「新明和」を知ったというお客様もいらっしゃいます。
製造から20~30年経過した製品に関するお問い合わせを受けることもあり、私が生まれる前につくられた製品が、今も現地の暮らしを支えていると考えると、うれしくなりました。高品質であることが、当社製品の最大の特長です。
初めて対応する国や地域からの問い合わせがあるたびに、こんなところにも新明和ファンがいたのか、とワクワクした気持ちになります!
2020年の入社以来、主に部品とキット製品の輸出を担当してきましたが、今後は、新明和の海外ネットワークのさらなる拡充の実現に向け、新市場の拡大や、キット販売の実績が少ない製品の拡販などにチャレンジしていきたいです。
「それじつは、シンメイワ。」シリーズの全てのデザインは、「広告」ページからご覧いただけます。