新明和グループでは、長期経営計画[SG-Vision 2030]において掲げる基本方針の一つとして、海外事業のさらなる拡大を推進しています。その中心となるのが、グローバル市場で活躍する営業部門や海外現地法人のメンバーたちです。

海外で働く駐在員が、異文化の中での働き方や価値観の違い、現地での挑戦やキャリアについて語ります。
2020年4月入社
特装車事業部 海外戦略部 海外戦略課 配属
2025年4月(現職)
入社6年目でThai ShinMaywa Co., Ltd. 特装車ユニット 営業部(MARKETING & SALES DEPARTMENT)に出向。
現在は同社アシスタント(係長級)職として勤務
想定より早くつかんだ駐在のチャンス
就職活動中から“いつか日本を離れて海外駐在をしてみたい”という想いがあり、配属先の部署にも将来チャンスがあると聞いていましたが、思っていたよりも早いタイミングでその機会が巡ってきました。結婚後すぐの単身赴任で寂しさもありましたが、「海外で生活してみたい!」という気持ちの方が大きく、“せっかくの機会だから今なら頑張れる”と思い、駐在を決断しました。
“女性初”にとらわれない、自然体の挑戦
私は当社として初めての女性駐在員ですが、日本で働いていた頃から東南アジアの企業との取引を通じて、多くの女性管理職の方々と仕事をする機会がたくさんありましたし、多様な文化に日常的に触れ、固定概念にとらわれない上司・先輩のもとで働いてきたおかげで、「初の女性駐在員」であることを特別意識することはほとんどありませんでした。 現在所属するチームには年齢が近いメンバーも多く、国籍が違っても感覚が近いと感じることが多いため、スムーズにコミュニケーションが取れており、とても働きやすい環境だと感じています。
初めての駐在で広がった業務の幅と責任
現在は営業業務を中心に、係長相当としてのアシスタント業務、打ち合わせや部内調整、さらに翻訳・通訳など幅広く担当しています。
日本にいるときも、海外営業担当として部品の輸出などに携わっていたため、製品や国ごとのプロセスが異なっても、営業としての基本的な役割はタイでも大きく変わりません。ただし営業に対するプロセスの違いから、メーカーの営業担当に必要な原価・価格設定の考え方や収益感覚をより深く学べており、これは自身の成長につながっていると感じています。
入社6年目で初めての駐在にもかかわらず、上司と部下の橋渡し役となるマネジメント業務を担うことになったときは正直不安もありましたが、上司や前任者のアドバイスに助けられながら日々取り組む中で、仕事の進め方の違いを理解することが円滑なコミュニケーションにつながると実感しています。
マネジメントすることで広がったキャリアの可能性
仕事の進め方や感覚の違いに慣れるのは大変ですが、マネジメント業務を担ったことで、日本で働いていた頃と比べて圧倒的に責任感が高まりました。以前は“自分に与えられた仕事をこなす”という意識でしたが、今は“営業部としてどんな仕事をしていくか”を管理職の方と一緒に考えるようになりました。我がチームをどう引っ張っていくか、みんなのやる気をどうやって鼓舞するか、など考えることにもやりがいを感じています。またタイ国籍の上司には、部下の力を信頼したうえで働き方の違いを尊重するという考えを日々学んでいます。今後も“アシスタント”という肩書に誇りを持ち、これからも試行錯誤しながらチャレンジしていきたいです。

文化を知り、環境に溶け込む楽しさ
タイの文化や人の性格が自分に合っていると感じています。タイの方は優しくて親身になってくれます。小さなミスや失敗を気にしすぎない性格の方が多く、トラブルが起きても“起きてしまったことは仕方ないから、次どうしていこうか”と、みんなで考える文化があります。またお菓子を食べながら仕事をすることが主流な文化が、個人的に好きで、この点では数カ月ですっかり現地に溶け込んで楽しんでいます。
普段のコミュニケーションですが、営業部のメンバーや、私が住んでいるバンコク市内では基本的に英語が通じるため、仕事中や日常会話は英語で行っています。それでも、皆さんの母国語であるタイ語をもっと話せるようになって、職場含め現地の方たちとより深いコミュニケーションが取れるようになりたいと思っています。
チャンスをものに!若手としての経験が未来の成功に
私自身、“駐在”はハードルが高く、一人で孤独に頑張るというイメージを持っていました。 しかし、実際にタイに赴任して感じたのは、他の駐在員の方はもちろん、現地の方々も親身になって支えてくれるということ。本当に多くの人に助けられています。 私の場合は、ライフプランの想定よりも早い段階で赴任しましたが、この年齢で海外に赴き、現地の方を上司と仰いで仕事をする経験は、とても勉強になります。失敗しても挽回できるチャンスはたくさんありますし、個人的には“若手”という恩恵もあると思っているので、この機会にいろんなことに挑戦したいです!



