事業報告 事業部別メッセージ

特装車事業部

特装車事業部長 小田 浩一郎

特装車事業部長
小田 浩一郎

すぐれた製品・サービスで社会に貢献

特装車セグメントでは、社会基盤を支える「特装車」で社会に貢献する取り組みを70年以上にわたり継続しています。
これらの製品開発時にはお客さまの視点に立ち、画像認識やAI、IoTなど業界をリードする新技術も用いた「人にやさしい製品(モノ)づくり」を目指しています。軽量化による輸送効率・エネルギー効率の改善はもちろん、誰にでも扱いやすい製品による安全・安心で働きやすい労働環境づくり、海洋汚染防止につながるゴミや下水道環境の改善に貢献するなど、我々がこれらの製品を通じてグループ各社※1やトラックメーカーと連携してSGDs(持続可能な開発目標)達成に貢献しています。

  • 特装車関係の国内外グループ各社:
    新明和オートエンジニアリング株式会社、新明和オートセールス株式会社、大和総業株式会社、株式会社森安自動車工作所、イワフジ工業株式会社、東邦車輛株式会社、東邦車輛サービス株式会社、Thai ShinMaywa Co., Ltd.(タイ新明和)
製品・サービスでの貢献 貢献するSDGs
  • 人にやさしい製品(モノ)づくりによる社会への貢献
  • 製品の軽量化により使用するエネルギーを低減
  • 製品で使用する環境負荷物質の低減やリサイクル可能材料への材質変更の推進

ダンプトラック、ダンプセミトレーラの新モデルを開発

2020年度はGVW22トンダンプトラック、GVW36トンダンプセミトレーラに新たに高積載モデルを追加し、ラインアップの強化を図りました。新モデルは、海外グループ企業であるタイ新明和製テレスコピックシリンダを採用したダンプ機構とハーフパイプ形状ボデーを採用することで、架装物の軽量化に成功。GVW22トンダンプトラックではダンプ専用シャシでも最大積載量を11トン以上で登録することが可能となり、またGVW36トンダンプセミトレーラでは、グループ企業の東邦車輛株式会社が、スーパーシングルタイヤ、エアサスペンション、車軸自動昇降装置(リフトアクスル)付きとして新規に開発を行ったトレーラシャシを採用することで、市場のニーズにマッチングした高い走行性能と最大積載量28トン以上での登録が可能となりました。これらにより従来以上の大量輸送が可能になり、輸送効率・エネルギー効率の向上に貢献が可能になりました。

GVW22トン車級ダンプトラック 新モデル

GVW22トン車級ダンプトラック 新モデル
(写真はオプション装備を含みます。)

さらに、新形状のハーフパイプボデーは低床化も同時に実現し、より高い走行安定性を確保すると共に、GVW22トンダンプトラックでは、ホイストを含む各軸部へのグリスアップを容易にする集中給脂装置、運転席内で積載量を確認できるデジタル自重計などを標準装備とすることで、お客様のニーズに合わせた安全・安心の仕様としました。
今後も市場のニーズに応える製品を投入することでラインアップを拡充し、お客様や社会にとってより価値のある製品の提供に努めてまいります。

塵芥車用巻き込まれ被害軽減装置「Smart eye motion®」の運用開始

Smart eye motion

塵芥車では積込作業中に人が巻き込まれる事故が発生することがあり、より安全・安心な労働環境の提供が求められています。
2020年4月よりお客様に提供している「Smart eye motion®」は、画像認識技術とAI技術を利用したもので、人が塵芥車に巻き込まれる危険性があると判定した時に積込作動を自動で停止して巻き込まれる被害を軽減するものです。この装置には人物の頭部周辺の特徴をあらかじめ学習させてあり、学習データとバックアイカメラの映像を照合し、人物のみを検出します。また、特定の色を検出する機能も備えており、あらかじめ登録した色の手袋や靴を作業者が着用することで、手足等が巻き込まれる被害も軽減できます。
このように先進技術を利用することにより投入物と人物を区別できるため、作業性を維持しつつ、安全性を向上させることが可能となりました。

Smart eye motion

万全のアフターサービス体制

新明和グループの新明和オートエンジニアリング株式会社は、営業所/出張所32拠点、直営サービス工場6拠点、部品センター2拠点、指定サービス工場は業界最大の全国570拠点のネットワーク網を有効に機能させることで、スピーディーな対応と高品質なサービスの提供を実現し、トップメーカー新明和の信頼を支えています。
これからもお客様に寄り添い、IoTなどの高度な先進技術を導入して、真心のこもったサービスの提供に努めてまいります。

万全のアフターサービス体制

新明和スマートコネクト

スマートフォンを使用して特装車の稼働状況を把握するIoT技術を応用した「新明和スマートコネクト」を2020年4月からアフターサービスの現場で運用しています。本ツールの状態表示機能や簡易診断機能により、稼働時に生じがちなトラブルの早期発見が可能となります。

また、登録してアプリをダウンロードされたお客様には、最寄りの修理窓口を案内したり、登録された製品に関するお役立ち情報を随時表示したり、動画や説明文書の表示により製品の取扱い方法をわかりやすく解説する等、スマートフォン一つでより便利に製品をご利用いただけるようになりました。今後、順次適用対象製品を増やしてまいります。

新明和スマートコネクト

特装車セグメントではこれからもお客様の安全・安心と利便性を追求した「人にやさしい製品(モノ)づくり」を追求して社会に貢献してまいります。