用語集

ディープウェル工法

ディープウェル工法とは

ディープウェル工法とは、地下水位を低下させるために行われる工法の一種です。深井戸(ディープウェル)を掘削し、ケーシング(井戸管)を設置します。この深井戸に自然の重力によって流入した地下水を、水中ポンプを使用して排水します。自然の重力を活用するため、重力排水工法に分類されます。

ディープウェル工法は、水位が高いエリアの地下工事時に、掘削した場所に水が湧き出てしまうことを防ぐために行われます。特に、地盤が砂や砂利層で透水性が高く、かつ広範囲の地下水位を下げたい場合に有効です。