特装車

脱着ボデートラック「アームロール®」用 GVW20トン車級コンテナ運搬フルトレーラの新モデルを発売

トレーラ前方からのコンテナ載せ替えにより作業効率を向上

2025年08月05日

新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)と東邦車輛株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役社長 富田 政行、以下:東邦車輛)は、脱着ボデートラック「アームロール®」用のGVW20トン車級コンテナ運搬フルトレーラの新モデルを共同で開発し、8月5日に発売します。

新モデルでは、コンテナを搭載する架台フレームを新たに開発し、構造の最適化により低床化と軽量化を実現しました。また、東邦車輛が開発した旋回式ドローバを採用したトレーラシャシと組み合わせることで、アームロール®によるトレーラ前方からのコンテナ載せ替え作業を可能としました。その結果、コンテナ載せ替え作業の省スペース化と作業効率の向上をはじめ、最大積載量15トン以上での登録を可能とし、輸送効率の向上も実現しました。

脱着ボデートラックの国内トップメーカーである当社は、今後も市場ニーズに応える新たな機能を独自技術で開発し、お客様により価値ある製品を提供できるよう努めてまいります。



(特)Newsアームロールフルトレーラ 20250805 -im01
コンテナ載せ替え作業
(特)Newsアームロールフルトレーラ_20250805-im02
連結走行

1.特長

(1)トレーラ前方からのコンテナ載せ替え作業を実現

ドローバを左右に旋回させることで、アームロール®によるトレーラ前方からのコンテナ載せ替え作業を可能にしました。これにより従来のようにトラクタをトレーラ後方に回り込ませる必要がなくなり、省スペースでの作業と効率化を実現しました。

(2) 最大積載量15トン以上での登録を実現

架装物およびトレーラシャシの構造を最適化することで軽量化を図り、最大積載量15トン以上での登録を可能としました。

(3) 低床化により搭載可能なコンテナ内法高さを拡大

架装物およびトレーラシャシの低床化を実施し、搭載可能なコンテナ内法高さを2,100mmまでに拡大しました。

(4)エア式コンテナロックによる操作の省力化

コンテナを固定する固縛金具の駆動にエアを用い、スイッチ操作で簡単に行えるよう省力化を図りました。

(5) 既存のフルトレーラ用コンテナを搭載可能

トレーラに搭載するための専用固縛金具を取り付けた既存のフルトレーラ用コンテナを搭載できます。

2.主要諸元

適用シャシ GVW20トン車級フルトレーラ
(脱着ボデートラック「アームロール®」用)
(東邦車輛製 FF20C7D2S)
架装型式 TFA150-0
適応トラクタ GVW22トン車級脱着ボデートラック注1
(CCA1012-※※F)
適応コンテナ注2 内法長 5,900mm
内法幅 2,300mm
内法高さ 1,600mm(最大2,100mm)
連結時全長 17,500mm
作業全高 4,450mm(4,940mm注3
作業全長 15,930mm
最大積載量 15,000kg
連結装置 ピントルフック
注1 ピントルフック付フルトレーラ用シャシ架装
注2 フルトレーラ専用固縛金具付き
注3 内法高さ2,100mmコンテナ載せ替え時

3.販売開始日

2025年8月5日

4.主な用途

廃棄物の収集・運搬など

本件に関するお問い合わせ先

報道機関の方

新明和工業株式会社 経営企画本部 広報部

〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1

以上

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