GVW36トン車級「土砂運搬ダンプセミトレーラ」の新モデルを発売
2025年04月24日
新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)と東邦車輛株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役社長 富田 政行、以下、東邦車輛)は、GVW36トン車級「土砂運搬ダンプセミトレーラ」の新モデルを共同開発し、4月24日に発売します。
新モデルは、ボデースチフナを効率的に配置したハーフパイプ形状ボデーの採用により軽量化を実現し、最大積載量27トン以上での登録を可能としました。さらに、トレーラシャシは東邦車輛が開発した段付き構造の専用フレームを採用することで低床化に成功し、高い走行安定性と積込み作業性も実現しました。また、ダンプ機構には定評のある「新明和天突きダンプホイスト」を採用し、トレーラ専用モデルを新たに設定しました。
リヤダンプトラックの国内トップメーカーである当社は、今後も市場のニーズに応える新製品を開発することで、ラインアップを拡充し、お客様にとってより価値のある製品の提供に努めてまいります。

1.特長
(1)最大積載量27トン以上での登録を実現
ボデースチフナを効率的に配置した軽量かつ高強度なハーフパイプ形状ボデーの採用により、最大積載量27トン以上での登録を可能としました。
(2) 低床化による走行安定性および積込み作業性の向上
トレーラ側とボデー側には、断面性能を最適化した段付き構造の専用低床フレームを採用し、従来比90mmの低床化を実現しました。それにより大型ダンプトラックの床面地上高と同等にすることで、走行安定性だけでなく積込み作業性も向上しました。
(3) 高性能な天突き(リンク式)ホイストメカを搭載
シャシフレーム側三点支持型構造から成る高性能な天突き(リンク式)ホイストメカを搭載することで、力強く、スピーディーなダンプ作業を実現しました。
(4) 空車時の特殊車両通行許可申請が不要
連結全長12m以下となるトラクタとの組み合わせを可能としました。空車時の特殊車両通行許可申請が不要となり、通行経路の選択肢が拡大します。
(トラクタのホイールベース3,200mm級の場合)
(5) 充実の安全装備で安心
安全棒、各軸部へのグリスアップを容易にする集中給脂装置、当社オリジナルのデジタル自重計、後退灯・後部反射器一体型テールランプなど充実の安全装備を標準設定しました。
2.主要諸元
適用シャシ | GVW36トン車級 3軸セミトレーラ (東邦車輛製 TF36H2C3) |
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架装型式 | TSD275-0 | |
荷台内法寸法 | 長さ | 7,800mm |
幅 | 2,200mm | |
高さ | 約1,050mm | |
荷台容積 | 約17.6m³ | |
最大積載量※ | 約27,600kg |
3.販売開始日
2025年4月24日
4.主な用途
土砂等の運搬・排出など
本件に関するお問い合わせ先
報道機関の方
〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1
製品について
以上
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