航空機

新潟市にて固定翼型無人航空機の飛行試験を実施

2019年10月09日

新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、社長:五十川 龍之)は、2019年10月9日(水)、新潟県新潟市において、実験用途として開発中の固定翼型無人航空機の飛行試験を実施しました。

試験飛行で用いた機体

本試験は、当社にて長時間滞空できる固定翼無人航空機開発に向けた実証実験の一環であり、機体性能が確立した際には、その特長を生かした情報通信や情報収集分野などの利用を想定しております。

今回、新潟市から補助金と試験飛行を行う場所の提供を受けたことから、同市にて飛行試験を行いました。

本機体は、長時間の滞空時間を実現するべく、機体の軽量化に注力した設計であることが特長で、今後更なる改良を進めたうえで、長岡技術科学大学とGlobal Observation System研究会が実施する総務省の委託研究(SCOPE)に対して、機体を貸与する予定です。

  • Global Observation System研究会:
    一般財団法人 総合研究奨励会の一つ。総合研究奨励会は、主に東京大学大学院工学系研究科と緊密に連携し、工学の基礎研究や応用研究を促進する事業を行っている。
固定翼型無人飛行機の概要
サイズ 全長2.5m、全幅6.0m、全高 0.4m
自重(電池含む) 8.0kg
主な材料 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)
操縦系統 無線操縦系統、自律操縦系統
推進系統 電動・プロペラ・双発

無人航空機の飛行試験 [再生時間:1分33秒]

本件に関するお問い合わせ先

報道機関の方

新明和工業株式会社 経営企画本部 広報・IR部

〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1

製品について

新明和工業株式会社 航空機事業部 技術部

〒658-0027
兵庫県神戸市東灘区青木1-1-1

以上

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