2024年01月17日

新明和工業株式会社（本社：兵庫県宝塚市、取締役社長　五十川龍之）は、産機システム事業部の主力製品である自動電線処理機のさらなるグローバル展開の一環として、2023年5月に、スペインのワイヤーハーネス（組電線）の組立および検査装置の世界的大手 メーカー EMDEP Group（以下、EMDEP社）と戦略的業務提携を締結しました。両社の関係性を具体的に示す最初の機会として、2024年1月24日（水）から1月26日（金）の間、東京ビッグサイトで開催される「第38回 インターネプコン ジャパン」において、当社ブースにEMDEP社製の装置を展示するコーナーを設け、共同出展いたします。

EMDEP社は、ハーネス検査装置のグローバルメーカーであり、世界に21の生産拠点を保有し、特に欧州市場で盤石な商流を有しています。一方、当社は、ワイヤーハーネスの製造工程において、電線を加工する自動電線処理機の老舗メーカーで、アジアおよび北米市場において、主に日系ハーネスメーカー向けに高いシェアを有しています。今般の業務提携は、自動車業界の再編が進む中、両社が協業し、双方の強みを生かすことで、ワイヤーハーネス業界におけるグローバル市場でのプレゼンスおよび影響力を高め、売上規模の拡大を図ることを目的としたものです。

また、サステナビリティ経営を推し進める当社では、EMDEP社の拠点を活用することで、カーボンニュートラルの実現に向けた諸施策も推進していきます。

EMDEP社に対しては、今後も当社内の展示スペースに同社の一部製品を常設したり、主要な展示会で共同出展し、当社のお客様に直接プロモーションできる機会を設けるなど、関係性の強化に取り組んでまいります。

新明和工業株式会社　常務執行役員 産機システム事業部長 新居　聡

「ワイヤーハーネス製造装置で培った自動化技術を有する当社と、ワイヤーハーネスの組立および検査装置の大手メーカーであるEMDEP社が協業することで、自動車産業の革命にあたるCASE並びグローバル化著しいワイヤーハーネス業界への事業対応を強化し、線処理機事業のグローバル化を加速していきます」

 

EMDEP社 CEO Mr.Diego Amores

「この戦略的パートナーシップは、当社の先進的な検査ソリューションが日本のお客様にとってより身近なものになることを意味する、当社にとって大変重要な節目となります。今後は、技術革新と現地での熟練対応力の融合を発揮し、お客様に高品質な製品と技術サポートのご提供をお約束します」

 

 

なお、両社は今後、協業範囲の更なる拡大も検討しており、双方の商材および商流、生産・サービス拠点等を有効活用することで、当社は、自動電線処理機事業における製品ラインアップの拡充と長期経営計画[SG-Vision2030]で掲げる欧州市場への本格進出とグローバル展開を加速し、「輸送インフラ」の高度化に貢献してまいります。

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報道機関の方

新明和工業株式会社　経営企画本部　広報部

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以上