特装車
4トン車級回転板式塵芥車の新モデルを発売
基本性能と使いやすさの向上、安全に安心して使える「人にやさしい」塵芥車
2025年07月01日
新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、排出板を備えた4トン車級回転板式塵芥車「排出板式『G-RX®』」の新モデルを7月1日に発売します。
新モデルは積込能力をはじめとする基本性能を格段に向上させるとともに、安全に安心してより簡単にお使いいただけるような使いやすさも追求しました。
排出板を備えていることから、排出板と押込板の間で積荷を圧縮・減容しながら積込んでいくので、多くの積荷を無駄なく効率的に積込むことが可能です。排出作業もダンプアップせずに行うので、より安心かつ確実に排出作業を行えます。
ダンプ式「G-RX®」で好評いただいているワンハンド開閉式テールゲートや専用大型リヤコンビネーションランプといった作業時の操作性・省力化・安全性に配慮した各機能も標準装備として充実させました。
塵芥車の国内トップメーカーである当社は、性能および品質のさらなる向上、そしてニーズに適した商品ラインアップを図ることで、お客さまにとってより価値のある商品の提供に努めてまいります。


排出板式「G-RX®」(4トン車級)の新モデル
1.特長
- 1積込能力の向上
- 積込プレートの刃先出力大幅アップにより、積込性能を大幅に向上させました。
(押込板14%、回転板7%の刃先出力アップ ※4トン車級における当社従来型比較)
- 積込プレートの刃先出力大幅アップにより、積込性能を大幅に向上させました。
- 2使いやすさ、メンテナンス性の向上
- 片手、両手どちらでも楽に開閉できるワンハンド開閉式テールゲートを採用し、収集時の作業性を向上させました。左右どちらのハンドルからでも開閉が可能です。
- ホッパ部汚水タンクシャッターに片手で操作可能なワンタッチ式を採用し、操作性を向上させました。
- 大型開閉式ルーフカバーによりホッパ部のメンテナンス性を向上し、開閉アシストにガスダンパーを採用したことで操作が容易になりました。
- ホッパ安全棒の操作性を改善し、より使いやすくなりました。
- キャブ内コントロールパネル、後部操作スイッチはピクトグラムを採用し、各スイッチの操作内容が分かりやすくなりました。
- 3安全性の向上
- 「塵芥車専用の大型リヤコンビネーションランプ」を採用し、取付位置を投入口横上方に変更することにより車両後方からの視認性を向上させました。
- ハイマウントストップランプを投入口上部中央に新設し、車両制動時の後続車からの視認性を高めました。
- 超小型LEDバックランプを採用し、周辺部との一体感と後退時の視認性向上を両立させました。
- 4スマートなデザイン
- 圧縮式塵芥車「G-PX」等で好評のリヤコンビネーションランプを採用し、ホッパ(車両後部の積込装置)部を中心に、街にとけ込み一体化する、スマートですっきりとしたデザインに仕上げました。
2.主要諸元※
適用シャシ | 4トン車級 | ||||
---|---|---|---|---|---|
適用ホイールベース | ショートキャブ | 3,100mm クラス | 3,400mm クラス | 3,800mm クラス | |
フルキャブ | 3,200mmクラス | 3,800mmクラス | |||
架装型式 | GR074-5735 | GR084-5735 | GR084-5735 | GR104-5735 | |
荷箱容積 | 7.4m3 | 8.2m3 | 8.6m3 | 10.2m3 | |
ホッパ容積 | 0.46m3 | ||||
投入口寸法 | 幅 | 1,700mm | |||
間口高さ | 960mm | ||||
投入口地上高 | 約770mm~ | ||||
積込サイクル時間 | 11~12秒 | ||||
排出時間 | 約20秒 | ||||
ホッパ部汚水タンク容量 | 120L | ||||
積載対象物 | 一般厨雑芥、ダンボール、資源ごみなど |
- ※架装するシャシによっては記載された値と一部異なる場合があります。
3.受注開始時期
2025年7月1日
4.販売目標
50台(2026年度、4トン車級)
5.主なユーザー
自治体、廃棄物収集運搬業者、資源物収集運搬業者等
本件に関するお問い合わせ先
報道機関の方
〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1
製品について
以上
ご注意事項
このコンテンツに掲載している内容は、発表日現在の情報です。
これらの情報は、当社グループの事業戦略および組織の変更などにより、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。