脱着ボデートラック(車両総重量22トン車級)の新モデルを発売
2023年10月30日
新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、脱着ボデートラック「アームロール®」の車両総重量22トン車級の新モデルを10月30日に発売します。
脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物などを効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両です。
新モデルでは、架装部の各部構造を最適化することで大幅な軽量化に成功。その結果、従来モデルに比べ最大積載量を最大200キログラム増やすことができ、さらなる大量輸送に貢献できるようになりました。
また『人にやさしいモノづくり』をコンセプトとした改良を行い、安全性、作業性をさらに向上させました。大型車格で初めて採用した「ビジュアルキャッチング・サポート」では、独自のガイド線機能により、脱着作業の効率化を図るとともに、初心者ドライバーの早期戦力化をサポートします。
脱着ボデートラックの国内トップメーカーである当社は、独自の技術により、市場のニーズに応える新たな機能を付加した新モデルを開発することで、お客様にとってより価値のある製品の提供に努めてまいります。
1.特長
(1) 軽量化による積載能力の向上
最適構造を追求した軽量化を行い、最大積載量が従来モデルに比べ最大200キログラム増加での登録を可能としました。
(2) ビジュアルキャッチング・サポートを標準装備することで作業効率を向上
これまで中型車格用のみの設定としていた脱着ボデートラックの脱着操作をサポートする専用のナビ画面を大型車格用に新開発。車両後方とフック部を確認する2つのカメラの映像を運転席の7インチモニタに集約し、操作する際の“コツ”をガイド線として表示することで作業効率を向上します。
(3) ShinMaywa Smart Connect®「新明和スマートコネクト」に対応
特装車の稼働状況を、スマートフォンを介して把握するコミュニケーションツール「新明和スマートコネクト」の近距離無線に対応しました。トラブルの早期解決が可能となり、車両の稼働率向上に貢献します。
(4) ユーザの好みに応じた多彩なオプションを新規設定
車両左右方向を映すカメラを2つ追加して、3つのカメラ映像から俯瞰映像を作り出し、車両周囲の状況が把握可能なビジュアルキャッチング・サポートのアップグレード版、積載物の排出時にバンパへの積載物の堆積を軽減する可動式リヤバンパ、脱着時のキャッチング作業範囲を拡大するキャッチング・コントロール、コンテナを地面に降ろす際の衝撃を緩和するスロー制御、車両保護のためアームに大きな力が加わった場合に警報(ブザー)を鳴らす過負荷警報など、使う人へのやさしさを実現しました。
2.主要諸元
適用シャシ | GVW22トン車級 | |
---|---|---|
ホイールベース | 約5.9m | |
コンテナ脱着時間 | 離脱 | 約80秒 |
装着 | 約65秒 | |
引上げ時コンテナ角度 | 約28度 | |
コンテナチルト時間 | 上げ | 約75秒 |
下げ | 約60秒 | |
チルト角度 | 約47度 | |
作業時全高 | コンテナ引上げ時 | 約4,500mm |
チルト時 | 約6,400mm | |
コンテナ離脱全長 | 約16m |
3.販売開始時期
2023 年10 月30 日
4.主な用途
廃棄物の収集・運搬など
本件に関するお問い合わせ先
報道機関の方
〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1
製品について
以上
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