自治体初 名古屋市様が「G-SUPPORT」を用いた廃棄物回収実証実験を実施
2026年05月07日

このたび、新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、代表取締役社長 椢原 敬士、以下 当社)とレシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長 北野 元昭、以下 レシップ)の2社が共同開発した廃棄物収集業務効率化システム「G-SUPPORT」が、名古屋市様が志向する「資源ごみ」回収の各戸回収化に向けた実証実験に採用されることになりました。
同実験は、既に同市で導入されている「家庭系一般ごみ(「可燃ごみ」「不燃ごみ」など)」にならい、「資源ごみ(紙製容器包装・雑紙、ペットボトル、空びん、空き缶)」の各戸回収方式の適用を想定して行われるもので、2026年5月から3カ月間実施されます。今般採用された「G-SUPPORT」を介して廃棄物収集車の稼働に関する各種データを収集し、その分析結果をもとに、効率的かつ持続可能な廃棄物収集モデルの構築が進められます。
名古屋市様実施 廃棄物回収に関する実証実験の概要
近年、全国の自治体で排出される廃棄物の量は、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進や人口減少などを背景に減少傾向にある一方で、現場で行われる廃棄物収集作業は、高齢化、人手不足、気温の高温化など、収集作業者に負荷のかかる要因が増加しています。
また、容器包装リサイクル法やプラスチック資源循環促進法の施行に伴って廃棄物の分別収集が進み、これらへの対策の検討を余儀なくされている自治体が増加しています。
こうした状況を背景に、先行して「家庭系一般ごみ」の各戸回収方式を導入されている名古屋市様において、同じ回収方式を「資源ごみ」に適用するのに先立ち、最適な回収ルートの見極めや収集作業者の負荷を減らすことを目的に、今般の実証実験を計画されました。本実験において「G-SUPPORT」は、実験対象の廃棄物収集車に設置され、実走行を通じて各種データの取得および分析活動に活用されます。
| 内容 | 「資源ごみ」回収に関して、現在の「ステーション回収方式」から、既に「可燃ごみ」「不燃ごみ」などに適用されている「各戸回収方式」に切り替えた場合における影響や課題を把握するための、各種回収データの取得および分析 |
|---|---|
| 期間 | 2026年4月:準備期間 5月~7月:実験対象となる塵芥車実走行によるデータ収集 8月:データ分析、効果測定報告 |
| 対象車両 | 名古屋市内で稼働する廃棄物収集車 4台 |
| 当社およびレシップの役割 | ・対象となる廃棄物収集車4台に「G-SUPPORT」を提供 ・クラウドを通じた稼働状況、ルートデータの収集 ・データ分析および新方式移行に向けた効果測定支援 |


その他の実証実験への参画:収集作業者の身体的負荷把握 概要(新明和工業:2025年度実績)
当社は、上記実証実験への関与とは別に、名古屋市環境局様からの依頼により、2025年から、同市で行われている廃棄物収集作業に関する身体的負荷の計測・把握に取り組んでおります。
これは、廃棄物に関する前述の課題に基づき、年齢、地域特性、収集量、気温といった要因ごとの収集作業者の負荷の変動について、心拍数の変化を計測することで把握し、その分析結果を当社が製造する塵芥車の改良をはじめ、具体的改善策の提案につなげることを目的に実施しているものです。
本活動は、当初2025年度(単年度)のみ実施予定でしたが、名古屋市様からの要請に従い、2026年度は調査対象となる廃棄物の種別を変更し、継続して実施いたします。
| 調査場所 | 名古屋市港環境事業所管轄 一般廃棄物収集区域 |
|---|---|
| 対象者 | 年齢20代~50代後半の個人(収集作業者) 12名 |
| 測定対象日 | 夏季および秋季 (各々10日~14日程度) 左記期間中の可燃ごみ、不燃ごみ回収日 |
| 気象データ | 気温・相対温度(名古屋市管区気象台観測値) |
今般、名古屋市様において「G-SUPPORT」を用いた実証実験が実施されることとなり、当社としましては、昨年から実施している収集作業者の身体的負荷把握と併せまして、同市における廃棄物収集の効率化・負荷低減の一助となるよう尽力してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
報道機関の方
〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1
「G-SUPPORT」に関するお問い合わせ先
収集作業者の身体的負荷把握実証実験に関するお問い合わせ先
新明和工業株式会社
イノベーション戦略本部 新事業開発部
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