特装車

「すいちょくゲート®・サイドタイプ」の新型モデルを発売

テールゲートの全溶接化による防錆力の向上とパワーユニットのクロスメンバへの収納により利便性を向上

2022年09月01日

新明和工業株式会社(本社 兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、テールゲートリフタ『すいちょくゲート®・サイドタイプ』の新モデルを9月1日に発売します。

新モデルはテールゲートを全溶接化したことにより防錆力が大幅に向上しました。
また、テールゲートの接地面に専用クッションゴムを設けて、接地時の衝突音の低減とテールゲートへの傷つきを低減させました。

同時に、動力源であるパワーユニット(油圧発生装置)をクロスメンバの中に収納したことで、空いたスペースへの艤装部品(燃料タンクやバッテリ等)の取り付け自由度が増えました。

テールゲートリフタの国内トップメーカーである当社は、性能、品質のさらなる向上、および市場ニーズに適した商品ラインアップを図り、お客様にとってより価値のある商品の提供に努めてまいります。

「すいちょくゲート®サイドタイプ」
「すいちょくゲート®サイドタイプ」

1.特長

(1) テールゲートの防錆力の向上

  • 従来の断続溶接では長期間の使用において溶接の間から錆汁が発生することがありましたが、全溶接では錆の発生が抑えられるため長期間にわたり安心してお使いいただけます。
  • テールゲートの接地面に専用クッションゴムを採用することでテールゲートの接地時の衝突音低減と接地する側(道路、床等)を傷つけないように配慮しています。 また、テールゲート側も傷がつきにくくなることから錆の発生が抑えられます。

(2) 利便性の向上

  • 動力源であるパワーユニットをクロスメンバの中に入れたことによってホイールベース間にスペースが空くため、艤装部品(燃料タンクやバッテリ等)の追加取り付けが可能です。

(3) 架装性の向上

  • パワーユニットをクロスメンバ内に収納したことで架装時にパワーユニットの取り付けが不要となります。

(4) メンテナンス性の向上

  • クロスメンバ内に収納したパワーユニットはクロスメンバから取り外すことなく簡単に引き出すことができ、作動油交換やバルブ交換が容易に行えます。

(5) 静音化を実現

  • 緩衝材を取り付け、ゲート上昇時の衝突音を低減していますので、夜間作業時にも考慮した製品です。

2.主要諸元

製品名称 すいちょくゲート®・サイドタイプ
架装型式 RES03-1100 RES05-1100
適用車種 2トン~3.75トン車級 4トン~4.5トン車級
最大リフト質量 300 kg 500 kg
適用床面高さ 900 mm ~ 1,200 mm
標準ゲート長 800 mm

3.販売開始時期

2022年9月1日

4.販売目標

35台(2022年度)

5.主な用途

道路維持管理作業における荷役作業

本件に関するお問い合わせ先

報道機関の方

新明和工業株式会社 経営企画本部 広報部

〒665-8550
兵庫県宝塚市新明和町1-1

以上

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