社会

意識醸成

新明和工業では、経営理念に基づき、当社グループが目指す2030年の姿を「長期ビジョン」として掲げています。
その実現にはダイバーシティ&インクルージョンの推進とともにイノベーションを生み出す源泉となる個人の多様性を育みながら、多様な人材が一体感を持って同じベクトルで活躍することが必須と考えており、求める人材像を明確にし、それに伴う評価を行うことで意識醸成を図っています。

求める人材像と人事評価

「求める人材像」と評価項目

求める人材像 評価項目 定義
高い倫理観を持って公正かつ誠実に行動する 公正性 公正な倫理観のもと、損得よりも社会的正しさを価値基準として判断することを継続的に行い、企業としての公正さの確保に貢献したか。(下線部は「ESG」の「G」に関連)
技術・技能を高め、自覚を持って次代へ受け継ぐ 自己成長と伝承 担当業務の職務関連知識・技能・技術の開発・向上および担当外の業務への職域拡大に自主的に取り組み、自己成長を図ったか。
保有する知諜・技能・技術を積極的に業務・他者に展開し、職場全体のレベルの維持・向上および後進の育成に貢献したか。
挑戦心を持って革新的に取り組み、
新たな価値を創造する
知的冒険心による価値創造 失敗を恐れず果敢に挑戦し、失敗をも糧として会社の可能性の拡大に貢献したか。企業価値向上に向けた「ESG」に関わる環境や社会への貢献などの会社の取り組みを、自らの仕事や行動に結びつけ積極的に取り組んだか。(下線部は「ESG」の「E」、「S」に関連)
物事を俯瞰的かつ広範囲に捉え、
迅速に行動し成果を上げる
俯瞰的課題形成 グローバルな視点から俯瞰的に問題を捉えて課題を発見・発掘し、その解決に向けタイムリーに提案・実行したか。
担当業務の真の目的、課題の真の問題点を追い求め、改善・改良に努めたか。
早期達成志向 困難な課題であっても、目標・課題を連成するまであきらめずに粘り強く取り組み、目標・期待値以上の成果を目指して主体的に取り組んだか。
より少ない投入時間で業務を完遂するために、常に仕事のスピード、効率性、生産性を追求したか。
チームワークを大切にし、
課題解決に向け総力を結集する
多様性の尊重とチームワーク 多様性の重要性を理解し、さまざまな人・考え方を受容して幅広く円滑な人間関係を構築して上司・同僚と協調・協働し、所属部門の課題解決や業績向上に積極的に貢献したか。(下線部は「ESG」の「S」に関連)
支援型リーダーシップ
(一定の能力等級以上)
上司を補佐するため、同僚や後輩と目標や課題を共有し、傾聴により得られた気づきをもとに仲間への助言や指導、育成を通じて周囲を動機づけながら、所属部門の業績向上に積極的に貢献したか。

ESG要素の人事評価への反映

ESGの各種KPI項目に係る長期視点に立つ企業価値向上に向けた従業員一人一人の業務改善および主体的行動(活動)ESGの各種KPI項目に係る長期視点に立つ企業価値向上に向けた従業員一人一人の業務改善および主体的行動(活動)