価値創造プロセス

新明和工業は2020年に
創業100周年を迎えました。

次の100年に向けて「受け継ぐこと」「変化すること」を明確にしたうえで経営理念を見直し、2030年をゴールとした長期ビジョンを設定しました。
我々はこれからもたゆまぬ技術革新により、これまでと同様に社会インフラの高度化へ貢献することでグローバルな社会ニーズに応え続けてまいります。

持続可能な開発目標(SDGs)

新明和グループは、事業活動を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を目指しています。

2030年に向けた価値創造プロセス

人口動態の変化

  • 少子高齢化と労働人口の減少
  • 高齢化による成長力の低下
  • 世界人口の増加と成長地域の遷移

気候変動対策の進展

  • 環境対応コストおよびエネルギーコストの増大
  • 再生可能な資源・エネルギーへの転換
  • 増大する自然災害とインフラ強靭(きょうじん)化需要の高まり

地政学リスクの高まり

  • 国家間の摩擦・軋轢(あつれき)による争いの増加
  • コモディティー調達の複雑化・困難化
  • サプライチェーンの再構築に伴う輸送需要の変容とコスト増

社会構造・生活様式の変容

    • 都市部への人口集中と地方の過疎化
    • CX・UXの重要性の高まり
    • 多様性を包摂し、人権が尊重された公正な社会
    • 働き方・働く価値観の多様化、Well-Beingの実現
    • ボーダーレスな協働・協創
  1. CX:カスタマーエクスペリエンス、UX:ユーザーエクスペリエンス

テクノロジーの進化

  • デジタル技術の実装・拡張による社会構造の変容
  • サイバーセキュリティーリスクの増大
  • カーボンニュートラル実現に向けた技術の進展

財務資本

中期経営計画にそった
キャッシュ・アロケーションの決定

  • 総資産:226,907百万円
  • 自己資本比率:43.5%
  • ネットD/Eレシオ:0.30倍

人的資本

「人材資源管理」から「人材価値向上」への転換

  • 連結従業員数:5,932名
  • 国内:5,293名、海外:639名

製造資本

顧客個別仕様対応/多品種少量生産対応する
高度な製造ノウハウと生産技術

  • 製造拠点:国内 17カ所、海外 10カ所
  • 熟練技能社内認証取得者数:95名
  • 設備投資:4,465百万円

知的資本

さまざまな事業で培った技術やノウハウ、
それらと外部の先端技術を適切に融合し
新たな価値を創造

  • 保有権利数(特許・実用新案・意匠):1,278件
  • 研究開発費:2,476百万円

社会・関係資本

創業以来100年以上にわたり、
人々の暮らしや社会インフラを技術・
製品・サービスで支えてきた実績と、
これに基づく信頼、強固なサプライチェーン

  • 連結子会社:30社
  • 調達パートナー:約2,500社

自然資本

地球温暖化防止と循環型社会への貢献

  • 原油換算エネルギー使用量:17,373キロリットル
  • 廃棄物発生量:6,560トン
    (内再資源化量:6,497トン)
  • 水使用量:315.6リットル

中期経営計画

[OUTPUT]

経済的価値(2030年度目標水準)

[OUTCOME]
  • 売上高
    4,000億円以上
  • 海外売上高
    1,000億円以上
  • ROE 12%以上
  • ROIC 10%以上

社会的価値

[OUTPUT]
マテリアリティ
環境 地球温暖化防止
循環型社会への貢献
社会 ダイバーシティ&インクルージョンの推進
働きやすい職場環境の整備
ガバナンス コーポレート・ガバナンス体制の充実
リスク管理体制の整備・強化

ステークホルダーへ提供する価値

[OUTCOME]
  • お客様
  • 従業員
  • お取引先様
  • 株主
  • 地域・社会

新明和グループの強み

創業以来100年以上にわたり、人々の暮らしや
社会インフラを技術・製品・サービスで
支えて来た実績と、
これに基づく信頼