社会

人材育成

新明和工業では、個人の能力・専門性が最大限に発揮されることにより、会社が持続的に成長し続ける関係づくりとして「従業員エンゲージメントの向上」および「事業競争力の向上」を目指し、さまざまな施策を通じてその実現を図っています。

人材ポートフォリオ

人材の役割の可視化

人材構成を役割の観点からタイプ別に可視化し、人的資源面から戦略的な人材構成を図っています。

A:エキスパート、B:ディレクターの既存領域とC:新規クリエイター、D:新規プロデューサーの新規領域のタイプ別に可視化したマトリックス
A:エキスパート
既存領域における特定分野においてエキスパートとして、生産性向上等の能力を発揮する人材
B:ディレクター
既存領域における改善を通して業績拡大を図る人材
C:新規クリエイター
新規領域の探索活動を通して組織業績にコミットする人材
D:新規プロデューサー
専門性を駆使し、新規領域における特定分野において能力を発揮する人材

人材ポートフォリオマネジメントの実施

人材を長期事業戦略に沿って適正に配置することにより、最大の効果をあげることを目的としています。実施に当たっては、全体構成を定量的、定性的に分析し、各事業戦略に応じて柔軟に対応していきます。

長期経営計画を基にした人材ポートフォリオマネジメントを実施

人材育成プログラム・研修

次世代幹部育成プログラム

当社を取り巻く事業環境が劇的に変化している中で、事業を変革する素地を養い、中長期的な視点で経営の舵取りを担うことが期待されるポテンシャルの高い人材を早期に選抜し、ビジネスリーダーとして計画的に育成しています。プログラムでは「リベラルアーツ」の修得、EQコーチングなども取り入れ、成長戦略のストーリーを自ら構築し、実践していくことのできる人材の育成を進め、最終成果物として社会課題の解決と事業成長の双方の実現を目指して、新事業アイデアを発案することとしています。これまで本プログラムでは88名が修了しています。

入社3年目までの育成プログラム

当社では、新卒採用者を、「実態から課題を捉えて改善できるプロフェッショナルな人材」として育成することを目的に育成プログラムを準備し、3年目までに一人前のビジネスパーソンとして活躍できるよう育成に当たっています。

自己啓発サポート制度

従業員の自己啓発をサポートするため、次の制度を設けています。

  • 積極的な自己啓発に取り組めるオンライン学習コンテンツの提供
  • さまざまなジャンルを用意した自主参加型研修
  • 英語のスキルアップ・スコアアップを目指した社内TOEIC試験
新明和マインドの基礎作り、配属部署での指導育成を経て一人前のビジネスパーソンへ

社内技能競技会・保守技能競技会

モノづくりに喜びとプライドを持ち、必要な技能の維持・向上を図るため、協力会社の従業員も交えて毎年1回「社内技能競技会」「保守技能競技会」を開催し、優秀者を表彰することで生産現場の技能と士気向上に努めています。
2022年度は、いずれも感染防止対策を講じて開催し、「社内技能競技会」は390名、「保守技能競技会」は303名が参加しました。今後も海外拠点を含めた当社グループ全体の技能レベル向上に努めてまいります。

社内技能競技会:宝塚工場における競技(機械組立仕上)
社内技能競技会:宝塚工場における競技(機械組立仕上)
社内技能競技会:佐野工場における競技(プレス)
社内技能競技会:佐野工場における競技(プレス)
保守技能競技会:エレパークにおける故障対応実技
保守技能競技会:エレパーク®における故障対応実技