車輪脱落防止のための正しい取扱について
大型車の車輪の脱落は、人命に係る重大な事故を引き起こすおそれがあります。
下記資料を参照し事故の無いように運行をお願い致します。
車輪脱落事故防止についてのお願い
依然として、大型車の車輪脱落事故が多く発生しています(令和6年度は120件発生)。
■車輪脱落事故の主な発生原因
タイヤ脱着作業時の点検不十分,交換後の増し締め不実施などが挙げられます。
タイヤ脱着作業時に
・ワッシャ付きホイールナットの点検、清掃が不十分
・各部位への潤滑剤の塗布が不十分
・ホイールナットが円滑に回るかの確認が不十分
・規定トルクで締め付けられていない
タイヤ交換後に
・増し締めが実施されていない
・日常点検・定期点検時のホイールナットの緩みの点検が不十分
■車輪脱落事故の主な発生原因
タイヤ脱着作業時の点検不十分,交換後の増し締め不実施などが挙げられます。
タイヤ脱着作業時に
・ワッシャ付きホイールナットの点検、清掃が不十分
・各部位への潤滑剤の塗布が不十分
・ホイールナットが円滑に回るかの確認が不十分
・規定トルクで締め付けられていない
タイヤ交換後に
・増し締めが実施されていない
・日常点検・定期点検時のホイールナットの緩みの点検が不十分
■錆が著しいディスクホイールやスムーズに回らないホイールボルト、ホイールナットは交換が必要です
・錆が著しいディスクホイール → 締め付け力の低下をまねきます
・スムーズに回らないホイールボルト、ホイールナット → 十分な締め付け力が得られません
■下記の5点を徹底し事故の無いように運行をお願い致します
1.ホイールボルト及びホイールナットの錆や汚れの除去
2.ホイールボルト、ホイールナットのねじ部とISO方式のナットとワッシャのすき間にエンジンオイルを塗布
3.ホイールナットの規定トルクでの締付け ・・・ ホイールナットの締付け要領をご参照ください
4.タイヤ交換後、50~100km走行後の増し締め
5.日常(運行前)点検での確認
■関連資料
・国土交通省プレスリリース 2025年10月1日 冬用タイヤ交換時には確実な作業の実施をお願いします!
※国土交通省のページへリンクしています。
・日本自動車工業会発行チラシ「お・と・さ・な・い」 [PDF/2.6MB]
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トレーラのホイールナットの締付け要領を記載しております。
