トレーラ傾斜荷台の駆動装置(油圧配管)に係るリコールについて
リコール届出番号:2831 リコール開始日:2011年9月27日
2011年9月27日、弊社は下記のリコールを国土交通省に提出致しました。
対象車両を御愛用のお客様におかれましては、ご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳なくここに深くお詫び申しあげます。
お客様には別途弊社よりご案内させていただきますので、修理日程等についてご相談を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
今後とも、さらなる品質向上を目指し、お客様の信頼にお応えできるよう一層努力してまいります。
何とぞ末永くご愛顧賜りますようお願い申しあげます。
1.不具合の状況
傾斜荷台付平床セミトレーラをけん引するトラクタにおいて、傾斜荷台を作動させるために架装されている油圧装置の鋼製継手部の走行時の振動に対する強度が不十分であるため、使用状況下により当該継手部に亀裂が生じ、亀裂部から作動油が漏れ、漏れた作動油が当該作動油タンクの直下に装着されている排気ガス浄化装置等に滴下し、火災に至るおそれがある。
2.改善の内容
全車両に対し、
- 油圧ポンプ吸入配管と作動油タンクをつなぐ鋼製継手部をゴムホースに変更し、振動に対する許容性を高める。
- 油圧ポンプ高圧配管とコントロールバルブをつなぐ鋼製継手部に対しても、①と同様の理由からゴムホースに変更する。
- 作動油タンクの固定がより強固になるよう、固定方法を片持支持から両端支持に変更する。
- 1.の鋼製継手部変更に対応するため、現状の市販品作動油タンクを対策品作動油タンクに変更する。
- 改善箇所説明図
[PDF/111KB]
3.対象車両
- 対象車両一覧
[PDF/101KB]
<ご注意>
- リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。
詳しくは最寄の弊社支店・営業所にお問合わせください。 - 対象車の製作期間はご購入の時期とは異なります。
本件に関するお問合わせはこちらお願いします。
(対応時間:月~金、いずれも 9:00~12:00、13:00~17:00 但し、会社休業日を除きます。)