S-2シリーズ

BUILT-IN DDモータをインクリメンタルエンコーダと組み合わせた、ハイエンド指向のACサーボシステム用に開発しました。

制御モードを切り替えて使用できます
1台のドライバで、位置制御、速度制御、電流制御の3つの制御モードを外部指令により切り換えて使うことができます。
高分解能エンコーダに対応できます
高分解能エンコーダとしては、最大231[PULSE/REV]まで対応可能です。(エンコーダ信号周波数としては最大1MHz)
モータとエンコーダを自由に組み合わせることができます
モータとエンコーダを自由に組み合わせるため、各々の電気的な絶対位置を補正するコミュテーション調整機能を持っています。
滑らかなトルクを出力します
パワー部に3相個別のサーボ型電流センサを設けたことにより、正弦波コミュテーションによる滑らかなモータトルクを実現します。

外形寸法図

小容量 S30TA-2

(単位:mm)

中容量 S150-2

(単位:mm)

パワー部の仕様

項目 内容
電源 主電源と制御電源は別々に供給します
使用 (1)主電源 AC100V/200V±10%、50/60Hz
(2)制御電源 AC100V/200V±10%、50/60Hz
駆動方式 MOS系スイッチング素子によるPWM方式
回生電力処理 外付け抵抗による電力消費
使用環境 動作温度 0℃~40℃(ドライバ周囲温度)
保存温度 −20℃~85℃
動作湿度 35%~85%(結露しないこと)
設置場所 制御盤内(腐食性ガス、研削油、金属粉など
電子機器に有害な雰囲気でないこと)
冷却方式 強制空冷※1
質量 小容量ドライバ:約4kg(電源ユニット+ドライバユニット)
中容量ドライバ:約15kg
  1. ※1密閉された状態ではドライバ周囲温度がかなり高くなります。できるだけ空気の流れの良いところに設置してください。

サーボドライバのシリーズ構成

型式 パワー部定格電流
小容量 S30TA-2 13A peak
中容量 S150-2 75A peak
  • PWM周波数が16kHzの場合の値です。

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