ShinMaywa

Shinmaywa pride

新明和は女性の技能者も
すごいと言われたい。

2018年4月入社
特装車事業部 広島工場 製造部 製造課 組立3係

2018年8月
特装車事業部 広島工場 製造部
製造課 組立3係に配属
洗浄吸引車の組立作業を行う

初めて配線した車両が
作動した時の感動を忘れない。

父が自動車整備工場を営んでいたので、
幼少期から機械に興味を持ち、高校は工業高校へ進学。
そこで溶接等の技術を学びました。新明和に就職したのは
働くクルマが好きで、製造に携わってみたかったから。
広島工場では初の女性技能者として現場に配属されました。
最初に手がけることになったのは、洗浄車や吸引車に
おける配線などの電気関係の組み付け。
担当したのは簡単な内容でしたが、初めて自分の手で
配線した車両が作動した時の感動は、今でも忘れられません。

周囲の心配をよそに
できることをぐいぐい広げる。

工場初の女性技能者ということで、上司や人事の方々は
「どこまでできるか、どこまで任せられるのか」と
悩むこともあったそうですが、私自身は何の不安もなく
仕事に取り組んでいました。何よりも、自分の手で
ひとつのカタチを生み出していく過程は楽しいものです。
しだいに、ライトやセンサーなどの組み付けや
シリンダー等の油圧回路の組み付けといった複雑な作業も
任されるようになり、現在はほぼ全工程に対応できます。
できることが広がるほど、やりがいも大きくなりました。

特装車事業部で女性初の快挙。
社内技能競技会で
銀賞を受賞して大きな自信に。

新明和では毎年、生産現場の技能と士気向上のために
さまざまな技能を競う社内技能競技会を開催しています。
2021年11月に行われたこの競技会のTIG溶接部門で
私は、銀賞を受賞することができました。
競技の課題はタンクの溶接で、見た目や形、
そして何より水を入れて圧をかけても漏れないことが審査の
ポイントに。実はこれまで3回挑戦していたこともあり、
落ち着いて取り組めて、自分の力を100%発揮できました。
男性でも難しいこの受賞、もちろん大きな自信になりました。

女性も活躍していることが
自然な職場にしたい。

製造の現場は男性が多いことが普通かもしれません。
広島工場でも私が入社して以来、女性は一人でしたが、
最近女性の後輩が入ってきて、とてもうれしく思っています。
男性に比べて腕力などには違いがあるかも知れませんが、
クレーンなどの機器を使えば、洗浄車や吸引車などの
大きなタンクも持ち上げ車体に載せることができます。
世の中の流れと同様、多様性はこの仕事でもプラスになるはず。
多くの後輩が後に続くことができるようにキャリアを重ねて、
女性技能者の活躍の場を大きく広げていきたいと思います。