ShinMaywa

Shinmaywa pride

溶接に「正解」はない。
常に「最高」を更新しつづける。

2012年4月入社
特装車事業部 佐野工場 製造部 製造課 製缶係

2012年4月
特装車事業部 佐野工場 製造部 製造課 製缶係
製缶担当として溶接作業を行う

モノづくりは天職。
こんなに楽しい仕事はない。

根っからモノづくりが好きで、趣味でバイクの修理や
メンテナンスをしたり、自宅のウッドデッキや
外構を自作するほど。ですから、この仕事も大好きです。
担当しているダンプトラックやアームロールの製缶作業は、
大きなプラモデルを作っているような楽しさがあります。
20代前半で、特装車の中でもひときわ複雑な構造の
ファームパック(飼料運搬車)の製缶作業を任された時も
ビックリしましたが、ワクワクしてチャレンジしました。
自分の手でモノがカタチになっていく過程がたまりません。

構造や材質で変化する
ベストな溶接方法を探る。

もちろん、仕事で感じるのは、楽しさだけではありません。
1台ごとに扱うパーツは、大小取り混ぜ100点以上。
間違いやズレは許されないので、常に細心の注意が必要です。
母材は熱を入れすぎると変形してしまいます。かといって
熱が低いと、接合が甘くなり、強度が弱くなってしまいます。
車種によって構造が異なり、パーツの材質や厚みも変わります。
つまり、溶接に「これでよし」という絶対的な正解はないのです。
入社して10年のキャリアになりますが、慢心することなく
その時その時の「最高」を求めるのが私の使命だと思っています。

美しく仕上げること。
そのこだわりが私の矜持。

これは個人的な感想ですが、ひと昔前よりも多くの
お客様が車両を大切に扱ってくださっていると思います。
それに伴い、機能・性能に加え、見た目も重視されています。
以前から強度だけでなく、仕上がりにも力を入れていましたが
このようなニーズに応えるために技術をさらに高めています。
特に、溶接ビードのキレイさは誰にも負けたくありません。
街を歩いていても、建物や乗り物、階段や橋などの溶接
されている箇所につい目がいきます。自分の仕事と比較して、
気になるものには、自然とライバル心を燃やしてしまいますね。

後輩を育成して、
新明和品質を広げていく。

年齢的に指導を受けるより、指導することが多くなりました。
がむしゃらに先輩の仕事に学び、ひたすら溶接の技術を
磨いてきた自分が教える立場になるとは思いもしませんでした。
しかし、優れた技術者を育てることは、よりよい製品をお客様に
届けること、そして社会活動を活性化することにつながります。
加えて、私としては何よりも自分が思うこの仕事の楽しさと
やりがいを感じてほしいと思っています。『やってみせ、
言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ』
山本五十六の言葉を胸に、今日も若手とともに汗を流しています。