ShinMaywa

Shinmaywa pride

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どんな不具合も通さない。

2014年4月入社
特装車事業部 寒川工場 品質管理課

2014年7月
特装車事業部 寒川工場 製造部
製造課 ゲート係に配属
テールゲートリフタの
パワーユニット組付け業務を行う
2015年9月
特装車事業部 寒川工場 品質管理課に配属
民需ダンプ担当として最終検査を行う

お客様の安心と信頼を
ラインの最後尾で守り抜く。

営業。設計。開発。製造。
その他、多くのプロフェッショナルが
精魂込めて新明和の車両を作り上げています。
そのすべての評価はこの最終ラインにかかっています。
品質管理課の私は、お客様からのオーダーに記されている
仕様書を手に、実際に乗り、動かし、鋭く目を光らせ
民需ダンプの出荷前最終検査を行っています。
もし不具合があれば、相手がどんなベテラン技術者や
尊敬する先輩でも、製造等の前工程に返却します。

大丈夫か? 本当に大丈夫か?
その問いかけを繰り返す。

以前、最終検査を終え、お客様へダンプを
納品しようとした直前のことです。ふと違和感を感じ、
見直したところ、一点の部品の緩みを見つけました。
ごく小さな部品で、特に動作に支障はなかったと思います。
しかし、性能や機能を完璧に発揮できるとは言い切れません。
新明和と大切な仲間たちの仕事への信頼も失ってしまいます。
着任して3年目。「慣れたことによる油断はなかったか?」と
反省を繰り返し、自分は“自信を持たない”と決心しました。
経験を重ねて知識は増え、検査の勘所もつかんでいます。
しかし、出荷を許す前の心はいつも慎重すぎる新人でいます。

スポットライトを
浴びる仕事ではないけれど。

営業スタッフを経由して、お客様から連絡が入る時、
その内容は、ほとんどがご要望やご指摘です。
そのため「新明和の製品はよくなってきているね」という
声を上司から伝え聞いた時は、じわりと胸が熱くなりました。
新明和のダンプに乗り換えてくださった新規のお客様が
ずっと発注を続けられていることも晴れがましく思います。
その先には、社会や人々の暮らしを支える大切な仕事がある。
自分の仕事は、それらを支える「縁の下の力持ち」です。
ならば、日本一の力持ちでありたいと日々奮闘しています。

仲間のよい仕事を引き出す。
そのためにも自分の仕事を磨く。

今とこれからの課題として掲げていることがふたつあります。
ひとつは、“環境にやさしい製品づくり”につながる検査。
見落としをなくし、さらに指示を明確にすれば
修正の工程を減らせて、産廃の発生も抑えられます。
もうひとつが、自分なりに人間性を磨き、高めること。
設計の見直しや組み立てのやり直しを指示する時に
「君の言うことなら間違いない。しっかりやらねば」
と思ってもらいたい。心に刻むのは、真実・誠実・謙虚。
ここぞという時に、この言葉をかみしめています。