地震、豪雨など災害への対応

DISASTER RESISTANT

「"地震に強い新明和"を、これまで以上に追求。」

地震に万全の対策を施してきたエレパーク®。
過去の大地震のデータをもとに数々の振動試験を繰り返し、全体の設計から各パーツの構造にいたるまで総合的に耐震性能を高めています。

京都大学などの加振装置による実験結果を製品に反映

兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)や東北太平洋沖地震(東日本大震災)の地震波により 応答解析を実施して得られた波形データをベースに、民間の加振装置や京都大学の加振装置にて耐震実験を行いました。
その結果を製品の要所に反映させ、パレットの挙動を何度も検証するなど、耐震性の向上を追求しています。

エレパーク® F 京都大学加振試験風景

「揺れない・落ちない」を追求したパレットと地震対策を強化したカウンターウエイト

エレベータ方式駐車設備で最も怖いのが地震による“パレットの落下”です。
エレパーク®は、車両が載ったパレットをがっちり保持する独自のパレットロック機構(特許取得)を搭載しています。
地震の激しい揺れに強く、大地震クラスの震動でもパレットの落下を防止します。
さらに上下震動への対策として浮上がり防止機構を標準装備しています。
また、パレットや昇降フレームと同じく移動する重量物であるカウンターウエイト(つり合いおもり)は、これを保持するガイドレールに変形防止の対策を施し、カウンターウエイト・ガイドレールの設計用水平震度は2.0にアップしました。

「構造とシステムで駐車設備と車と
毎日の生活を守る。」

地震が起きた際は、ビルの揺れに追従して影響を軽減。
揺れが大きい場合は、独自のシステムで迅速に救援サポートを展開。

感震装置を標準装備

震度5弱以上を計測した場合、機械を緊急停止して二次災害を防止します。停電時にも感知します。

エレパーク® E

ビルの揺れに追従する低剛性の構造設計

鉄骨の基本構成は柱と梁のみです。
この柱と梁をピン接合 しているため、地震時にはビル側の揺れに追従します。
※高層タイプに限ります。

24時間365日監視・迅速な復旧のための地震対応総合管理システム

エレパーク®には、 地震が発生した際に迅速な対応を可能にする独自の地震対応総合管理システム(SPEQS)があります。
お客様センターにて24時間365日体制で監視し、震度5弱以上の地震が発生した際 、発生地域の駐車設備を抽出して、情報を収集します。
同時に緊急対策本部を設置し、品質保証や設計などの関連部署を含むサービス員の招集や現地調査員の派遣、部品供給、復旧工事の手配など、 自社ネットワークを活かした全方位の救援サポートを展開します。

新明和地震対応総合管理システム[SPEQS]

「万一、駐車設備が冠水した時でも
被害を最小にとどめるために。」

駐車設備にとっても水害対策は大きな課題です。
エレパーク®は、近年増加しているゲリラ豪雨などによる冠水への備えと早期復旧への対策を講じています。

ピット内に水が大量流入した場合の備え

エレパーク®ではパレットを昇降させるエレベータフレームとパレットの旋回装置が一体になっています。
ピット内に大量の水が流入した際、ピット内のフロートスイッチが反応し、エレベータフレームを上方へ自動退避させます。
これにより浸水被害を最小限に抑えることができます。

フロートスイッチ

エレパーク® E
OPTION

早期復旧を可能にする制御盤の高所配置

冠水被害の増加により、国交省より交付されたガイドラインを受け、駐車設備でもっとも重要な制御盤を通常より高い位直へ設置できるようになリました。
ピット部だけでなく乗入面以上への冠水が起こっても、制御盤を水から守ることで復旧までの時間が大幅に短縮されます。

※制御盤を高所配置した分、パレットを通常より上に設置します。

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