

ポンプの噴出水で貯留水に回転流を与え、
槽底、槽壁、水面に発生する沈殿物の堆積、
油脂類の付着、スカムの発生を軽減します。
(特許 第4714613号他)
予旋回槽のないマンホールポンプ施設では汚泥の堆積、浮遊スカムの滞留、油脂類の壁面への付着による悪臭の発生や定期清掃費用の増加など、多くの問題が発生しています。しかし予旋回槽をあとから設置しようとすると流入する汚水を一時的に止める必要があり、改修に多額の費用が発生します。ジェットバルブ®は既存の設備をそのままに、予旋回槽と同等の効果が得られます。
JVZ動作説明
特長
- 槽内を強力に撹拌・洗浄
- ポンプの起動毎に一定時間、ポンプ排水の一部を槽内に噴射し、槽内を自動的に撹拌・洗浄します。
- 槽内の清掃費縮減が可能
- スカムや油脂類の付着、沈殿物が減少するため、清掃費が縮減できます。
- 信頼性が高い
- ダイヤフラムには高引裂性ゴムを使用。さらに金属による保護構造を採用。
分割構造の採用によりケーシング内部の点検が容易に実施できます。 - 改修の工期短縮、工費低減が可能
- 即設マンホール予旋回槽を設置する代わりに、専用ポンプに入替えるだけです。
- 設置が容易
- 水中ポンプに取付を行うため、設置や引き上げが容易です。
2.2kWまではポンプに付けたままでφ600マンホールからポンプの出し入れができます。
専用電源の確保や制御盤の改造も不要です。

製品紹介
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JVZ300 -
JVZ400 -
JVZ取付け例
型式 | 適用ポンプ | 質量 kg |
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口 径 | 出 力 | ||
JVZ300 | 50〜80 mm | 0.75〜2.2 kW | 10 |
JVZ400 | 65 mm以上 | 2.2〜11 kW | 13 |
※対応可能なポンプ、ジェットバルブ®の組み合わせの詳細については別途弊社営業所へご確認ください。
取付け対象機種CNWX型・CW型・CVC型・CNM型
- ※上記機種の選定範囲については、別途弊社営業所へご確認ください。
(実揚程によっては使用できない場合があります) - ※使用環境(槽形状、広さ、水深、ポンプの吐出能力、水質など)により洗浄効果に差が生じる場合があります。
- ※既設マンホールでは開口部からの出し入れ、配管、流入バッフルなどへの干渉などの支障がないか事前の確認が必要です。
■取付け寸法例 (CNWX801J-P80GWX(7.5kW 60Hz), JVZ400)

設置事例
(K市Kマンホールポンプ場)
ジェットバルブ®設置前 (最終清掃後1ヵ月)

ジェットバルブ®設置後 (設置後17ヵ月)
