The Future
of the Fluid Division
これからの流体事業部


2030年に「ありたい姿」として、私たちの流体事業は、下水道などの社会インフラに直結し、地域社会の安全と安心を支える存在でありたいと考えています。そのために高加価値製品の開発を継続し、常に革新を追求することで、顧客のニーズに応えるだけでなく、環境保全にも寄与することを目指します。真摯なモノづくり、販売、サービスを通じて、社会に対する責任を果たし、その成果の証となる業績拡大にも注力してまいります。
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独自の階層別研修の導入と、
働きやすい職場づくり豪雨浸水対策の需要に応えるため、流体事業部では排水ポンプ場の建設工事に注力しています。この現場を支える監理技術者の育成が重要ですが、担い手が不足しているため、人材の確保・育成・定着に全社的に取り組んでいます。
また、製品や市場、戦略に関するテーマで幅広い職種と年齢層が集まる戦略分科会を運営し、世代を超えた意見交換の場を設けています。 -
生産性向上と新製品開発による
持続的な競争力・サービス力強化生産性向上と新製品開発は、持続的な競争力を維持するための鍵です。IoTを活用した「コト売り」や、豪雨対策向けの大型ポンプ製品のラインアップ拡充を進め、顧客のニーズに応える製品を提供します。
また、省エネ・高効率の製品を市場に投入するなど、技術革新を通じてサービス力を強化しています。 -
新事業創出・アライアンスによる
成長領域開拓新事業の創出と提携は、成長を促すための大切な戦略です。特に、下水道が整備されていない地域では新しい施設が必要となり、古い施設の更新も求められています。そのため、現地の企業と協力して、地域に合った解決策を提供していきます。
また、政府や民間企業と一緒に取り組むことで、脱炭素化やエネルギーの自立を進め、持続可能な社会の実現に貢献していきます。 -
グローバル成長を目指す
戦略と挑戦海外市場での成長を支えるのは、タイとインドの拠点です。タイでは、アジア地域における主力製品である水中ポンプの重要生産拠点として、品質、価格競争力の両面で戦力となる存在です。インドの拠点では、市場が急拡大している現地で省エネ・高効率製品を展開。マザー工場である小野工場と共にグローバルな成長を狙っていきます。
私たちが特に重要と考える北米や東南アジア市場では、信頼できる代理店を増やすことも重要です。そのために顧客が魅力に感じるような、競争力のある高付加価値製品を継続して生み出していきます。