環境用語集

地盤沈下

(じばんちんか)

解説

自然的または地下水揚水などの人為的要因により地面が沈下する現象を指し、広義には盛土や構造物の荷重による局部的な沈下も含むが、一般的にはある程度広い地域全体が沈下することをいう。地震(圧密沈下)による大規模な地盤沈下と、人為的な局地的沈下がある。後者は特に1950~60年代に工業用水およびビル用水用の地下水の過剰汲上げで、東京・大阪など沖積平野の大都会を中心に多発した。地盤沈下の結果、地下水の塩水化、浸水、構造物の破損などが起こる。工業用水法、建築物用地下水の採取規制に関する法律などによる規制の適用を受ける。典型7公害の一つ。

出典:環境省総合環境政策局環境影響評価課 環境影響評価情報支援ネットワーク「環境アセスメント用語集」