「大磯町リサイクルセンター整備及び運営事業」を受注
新明和工業株式会社(取締役社長 大西 良弘)を代表とする8社で構成するグループは、このたび、神奈川県大磯町から「大磯町リサイクルセンター整備及び運営事業」を受注しました。
本事業は、「可燃ごみ中継施設」、「リサイクル施設」、「選別保管施設」の設計・施工と運営業務が一括発注されるDBO方式※1で、当社を代表とする企業グループが、搬出先等の周辺への配慮や事業計画の妥当性・安定性等「本事業についてより深く検討を行い積極的に具体的な提案を行った」ことが評価され受注に至ったものです。
2016年2月2日には、当社及び新明和ウエステック株式会社が、特別目的会社「エコセンター大磯株式会社」を設立しており、同社が2018年4月から20年にわたって施設の運営業務を行う計画です。
大磯町では、以前から廃棄物処理施設の効率的な整備・維持管理の促進を図る観点から、平塚市と二宮町と連携して廃棄物処理の広域化に取り組んでおり、今回新設する各施設は、「可燃ごみ中継施設」が大磯町内から集めた可燃性の廃棄物を一時的に貯留し、一定容量をまとめて平塚市の焼却処分場への運搬を、「リサイクル施設」が大磯町及び二宮町のペットボトルと容器包装プラスチックの資源化を担う予定です。

「大磯町リサイクルセンター 完成予想図」
当社は、ごみ中継施設を1979年に初納入して以来、国内のみならず海外でも実績を積み、その技術力は国内外で高い評価を得ています。近年ではリサイクル関連施設の運営事業にも注力し、廃棄物の資源化はもとより、見学者の受け入れ等、近隣地域における環境教育・啓発活動の役割も担っています。
今後もごみ中継施設、リサイクル関連施設の提案を通じて、廃棄物の効率的な運搬システムの実現及び循環型社会の形成推進に貢献していきます。
※1. DBO(Design Build Operate)方式: 公共が資金調達を負担し、設計・施工、運営を民間に一括して発注する方式のこと
1.受注概要
事業名 | 大磯町リサイクルセンター整備及び運営事業 |
発注者 | 神奈川県大磯町 |
受注者 | 新明和工業グループ: <代表企業> 新明和工業株式会社 <構 成 員> 新明和ウエステック株式会社 <構成企業> リネックス有限会社 <協力会社> 株式会社エスケイディ大磯営業所、株式会社ダイワ、有限会社石山商事、株式会社生島工業、湘南電力株式会社 |
受注金額 | 4,355百万円[税別] |
事業方式 | DBO方式(設計・施工、運営一括発注方式) |
事業内容 | (1) 施設の設計・施工(2016年3月~2018年3月) (2) 施設の運営及び維持管理(2018年4月~2038年3月) |
2.施設(設備)の概要
■共通事項
建設場所 | 神奈川県大磯町虫窪53番地 |
竣工予定 | 2018年3月 |
施設稼働開始予定 | 2018年4月 |
■リサイクル施設
処理能力 | 6トン/日 |
処理方式 | 選別・圧縮梱包方式 |
処理対象 | 容器包装プラスチック、ペットボトル |
主要設備・機器 | ごみ計量器、破袋機、各種選別機、圧縮梱包機 |
■可燃ごみ中継施設
処理能力 | 47トン/日 |
処理方式 | コンパクタ・コンテナ方式 |
処理対象 | 可燃ごみ |
主要設備・機器 | 受入設備、コンパクタ、クローズドコンテナ |
■選別保管施設
処理能力 | 9.4トン/日 |
処理方式 | ストックヤード方式 |
処理対象 | 古紙・古布、剪定枝、ビン類、廃食用油、空き缶類、不燃ごみ、金属類、有害ごみ、粗大ごみ |
主要設備・機器 | ストックヤード、オープンコンテナ |
3.特別目的会社 「エコセンター大磯株式会社」 会社概要
商号 | エコセンター大磯株式会社 |
資本金 | 85百万円 |
株主構成・出資比率 | 新明和工業株式会社 58.8% 新明和ウエステック株式会社 41.2% |
本店所在地 | 神奈川県中郡大磯町月京26番24号 |
設立年月日 | 2016年2月2日 |
本件に関するお問い合わせ先
〒110-8620
東京都台東区東上野5-16-5
新明和工業株式会社 産機システム事業部 環境システム本部
環境システム営業部
TEL:03-3842-6332
【本リリースに関するお問い合わせ先】
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以上