特装車

車輪脱落事故防止についてのお願い

2019年12月10日

!!今年度もご注意ください!!

近年、ホイールボルトの折損等による大型車の車輪脱落事故が増加しています。

平成30年度の大型自動車(車両総重量8トン以上のトラック又は乗車定員30人以上のバス)の車輪脱落事故の発生件数は81件(うち人身事故は3件)と3年連続で増加しており、また前年度に比べ14件増加しています。特に11月から2月に54件(全体の約66.6%)発生しており、大型自動車の車輪脱落事故は冬期に発生、また左後輪に多く発生する傾向にあります。

原因としまして、ホイールナットの不適切な締付け(トルク不足など)や、ホイールボルト及びナットの経年劣化が疑われるものが多くを占め、又車輪脱着作業後1か月以内での発生が50件(全体の約61.7%)を占めていました。

運行前やタイヤ交換作業等にあたっては、著しく錆びたホイールボルト、ナット、ディスクホイールでは適正な締付け力が得られないため、点検・清掃を行っても錆が著しいディスクホイールや、スムーズに回らないボルト、ナットは交換が必要です。

車輪の脱落は、人命に係る重大な事故を引き起こすおそれがあります。

つきましては、「車載の取扱説明書」や「合言葉は、おちない」、「ストップ!! ザ・車輪脱落事故」、「トレーラのホイールナット締付け要領について」を参照していただき、下記の4点を徹底し事故の無いように運行をお願いいたします。

  1. 1ホイールナットの規定トルクでの締付け
  2. 2タイヤ(ホイール)交換後、50~100km走行後の増し締め
  3. 3日常(運行前)点検での確認
  4. 4専用ボルト及びナットの使用

以上

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