ShinMaywa

Shinmaywa pride

そのスペックは正しいか。
徹底的な実験で検証する。

2020年10月入社
特装車事業部 広島工場 品質管理課

2016年11月
派遣社員として
特装車事業部 広島工場 品質管理課に配属
2020年10月
入社(正社員登用)
特装車事業部 広島工場 品質管理課に配属
実験担当として実験業務を行う

自信をもって、胸をはって
差し出せるデータであるために。

新明和工業は次々と新しい機能・性能を備えた車両を
生み出していますが、その機能・性能は果たして確かなものか。
それをさまざまな実験で証拠立てているのが私の仕事です。
たとえば「新製品の性能が向上しています」と言う場合、
「目標としている性能が出ているか」はもちろん、作動は滑らかか、
作業性に問題はないか、負荷が加わった際に音や振動、
電気系統など、どこかで不具合が生じないか、といったことまで
徹底的に実験し、現れたデータを関連各部署と共有します。
全項目をクリアしたのち、各部署の関係者によるレビューが行われ、
そこで承認となって初めて、商品化へと進みます。

熱い気持ちを傾け、
冷静に判断する。

高度なテクノロジーと熟練の技術者たちが形にする
新明和工業の車両ですが、残念ながら、実験から得られた
データが目標値に満たない場合もあります。
その際は、開発グループのスタッフに再設計を
お願いすることになります。
たとえば耐久性が足りない場合は、素材の厚みを増したり、
補強パーツを付けるなど、さまざまな改善策を取ることになります。
信頼する仲間たちが手がけたものにNGを出したり、仕事を
増やしてしまうのは心苦しいことですが、製品はお客様のものです。
「喜んでいただける商品にする」を絶対優先に、冷静に判断しています。

よりよい実験のために、
新たな実験方法を編み出すことも。

強度や性能、騒音や振動などに対して、基本的に行う実験の
内容はある程度決まっていますが、新しい材質、新しい機能を
備えている場合は、それらの知識をしっかりと頭に入れつつ、
新たな実験方法を試みます。
職場のパートナーである、この分野のキャリア16年の先輩は
そうした環境から、常にアイデアを考えている尊敬すべき人です。
異なる業種、業界で使用されるものを取入れ、新しい手法を
開発した結果、今ではその手法が評価試験の定番になっています。
私も常に創意工夫の精神を忘れず、よりよい方法を探っています。

第一号車を誇らしい
気持ちで送り出すために。

試験に携わった製品が、無事商品化された時の感慨はひとしおです。
しっかり評価したので、お客様には安心して使って欲しい、
との思いを込めて、業務に取り組んでいます。
自分が開発に携わった製品が、街中で活躍しているのを見た時は、
社会に貢献できているという実感を持てて、誇らしく思います。
お客様からご好評の声をもらうこともあり、
それを励みに日々の業務に努めております。
これからも、今の仕事を続け、スキルを高めていきたい。
そして、実験の合否をジャッジするだけでなく
トラブルの解決策や、製品の更なる改善案も提案できるようになりたい。
そうして、お客様に提供する製品の価値を高めていきたいと思います。