環境用語集

拡散

(かくさん)

解説

流体(気体または液体)の内部に濃度差があるとき、高濃度部から低濃度部へ物質の輸送が起こることを拡散という。拡散の要因はブラウン運動、濃度差に基づく密度流、流体の不規則な流れ(乱流)による混合の三者で、乱流によるものが最大である(乱流拡散)。大気中に煙突から放出された排ガスはおもに乱流拡散によって拡散する。排水は河川に放出された場合、流速、水深、河川の勾配、粗度などに支配されながら乱流拡散する。湖沼では水温変化に基づく密度流の影響が大きい。海洋では海流、潮流、密度流、波浪など多くの要因に支配される。

出典:環境省総合環境政策局環境影響評価課 環境影響評価情報支援ネットワーク「環境アセスメント用語集」