環境用語集

地下水

(ちかすい)

解説

広義の地下水は地殻内部にある水を指し、成因により、地殻の内部で生成し温泉や火山の噴気に混じって出てくる処女水、地層の形成と同時に閉じこめられた化石水、地表水や大気中の水蒸気と循環過程にある循環水に分けられる。狭義の地下水は循環水を指し、これらが地下水として一般に利用されている。地下水は水量、水質、水温の比較的安定した貴重な水資源で、現在、都市用水の供給量の1/3は地下水によると推定される。戦後の急激な工業化と都市化で汲上げ量が急増し、地盤沈下と塩水化(水位低下による海水の浸入)などの障害が多発したため、汲上げに厳しい規制がかけられ、工業用水としての新規利用は困難である。

出典:環境省総合環境政策局環境影響評価課 環境影響評価情報支援ネットワーク「環境アセスメント用語集」